ワーキングスペースに『傍の秘境』

こだわりの建築プロフェッショナル達が夜な夜な集うワーキングスペース。
ドアを開けると左手の壁沿いには特別に設えたと言い切れる一点物の水景が登場します。
水景中央には淡水の熱帯魚達が泳ぐアクリルの水槽を配置。
蓋の無いテラリウム水槽のため上から見た時の見栄えを考慮し、中央の開口部を広くとった特注デザインになっています。
配管を隠した設計と立体的な水流演出

水槽本体は幅2000×奥行300×高さ300mmのサイズ設計になりました。
底面には左右各2カ所、計4本の外部ろ過器用の給送水管 ソケットが加工されています。
美観を損なう配管そのものが表に出ない構造にしました。
送水管は左右でノズルの高さを変え、さらに水流の強さ(速度)も変えています。
一方は背面上層側から水面の揺らぎ発生させ、もう一方は前面中層から上層へ向けた送水配置にしました。
見た目の流れは一見激しく見えますが魚たちに無理はなく、適度に入り組んだ水流が全体を強弱循環することで魚たちが水槽内を幅広く遊泳することができています。
また水槽外背面の奥行き300mmのエリアには水槽内と同じ木化石や気功石などを配置しました。
さらに、底砂を敷き詰め天然流木や亜熱帯アーティフィシャルグリーンのディスプレイで水中との一体感、奥行感を増幅させています。
L字型ウォーターウォールによる幻想風景

正面右側コーナーにはL型の特注ウォーターウォールを設置。
石積みを模したオブジェから流れ落ちる2本の滝を制作しました。
単独の循環槽からポンプアップされ高さ2300mmまで上昇した水は、輝く水のカーテンとなり循環槽へと戻ります。
そのハンドメイドの遺跡風オブジェの2つの面を流れ落ちる水は、異空間の演出効果を高めてくれています。
また魚たちへの酸素供給を目的とした水路をひとつ滝の足元へ設置しました。
水が岩伝いに滲み出て水槽内へ流れ込んでいるかのような水槽内循環の擬岩を制作。
水槽内からミニポンプで擬岩の窪みに汲み上げた水が、亀裂から酸素を含みチョロチョロと心地よい音を奏でながら一筋の線となり水槽内へ戻っていきます。
室内における滝の水音対策も万全に施しました。
2機のDCポンプが各面の個別流量をバランスよく制御し、それぞれが絹のような柔らかな滝を表現しています。
さらに滝壺には飛沫防止板と消音効果のあるマットを装着しました。
テレワークでの商談やスタッフミーティングなど、会話の邪魔にならない水の音になっています。
今回のコンセプトアクアリウム『傍の秘境』はロータイプの水槽ですが、背面ディスプレイと脇を固める滝のオブジェの迫力も相まって堂々の水景となりました。
オーナーの人生観とこだわりがカタチになった水景
フレキシブルなワークスペースの傍に秘境感たっぷりの水辺がある。
ふと目線を向けたその一瞬、一種の開放へと誘われ思わず鳥の囀りや動物達の気配さえ感じるような水景を目指しました。
煮詰まった思考や高ぶった感情のクールダウンに一役買っているようです
『ただ水槽を置くだけではつまらない』
こだわり人にはこだわった水槽が似合うはず。
オーナーの人生観やこれまでの起業家物語、その背景、そのフロンティアスピリッツが作り手としてのこだわりの原動力になりました。
通常の倍以上という長期工程で試行錯誤の連続ながらも、お陰様で表現の幅が広がっていく実感と共に、この仕事にめぐり合わせていただけた感謝の気持ちが日増しに強く、大きくなる水景制作の日々になりました。
アメイジング・ジョブ~アクアは一瞬の憩いの連鎖のために真剣な中にも遊び心を忘れない、心を込めた『癒しの空間提供』を続けていきます。
※コロナ禍の中にもかかわらず設置許可をしていただいたオーナー社長をはじめ、今回の設置に携わっていただいた関係者の皆々様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
埼玉近郊で水槽レンタル・販売ならアメイジング・ジョブ~アクア
アメイジング・ジョブ~アクアは、埼玉を中心にアクアリウム(水槽)のレンタル・販売・管理を行う専門店です。
病院・クリニック・介護施設・幼稚園・そして個人宅まで、さまざまな空間に癒しの水槽をご提案しています。
・相談、見積もり、お試し設置無料
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水槽を設置することで、その場に「癒し」や「品格」が自然に生まれます。水景を通じて皆様の生活空間をより豊かに彩るアクアリウム空間をご提供させていただきます。
アクアリウムを導入したい方、水槽レンタルをご検討中の法人様・個人様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。